楽しき釣行秘話

石打RFCおとり店

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楽しき釣行秘話 第3回 愛みんなの思いやり

祓いたまえ清めたまえ

雨雲は○さんの頭の上に、憑いて歩いてる、なんてみんなに言われとうとう、「俺は厄病神かもしれないな、どこに行っても雨降らして、みんなに迷惑かけるすけ、今度から一緒に行くのやめようかな」なんてすっかり弱気の雨神様、その邪気を祓うべく上越方面に無理やり連出したのでした。「また俺が行くから雨だー」と力なく車窓を恨めしげに見入る、可愛い彼を一括、大丈V今日は晴れの向こうまでとことん走りぬけ、どうしてもたたりを祓い釣らせてあげます。
車は一路、虹の向こうへ西へ西へとひたすら走ります、上越、糸魚川、そしていつか越中富山、常願寺川に来たその時、遂に後光の射す桃源郷が、川が濁ってなあーい、バンザーイ、たどり着いたのであります、石打から走ること約250キロ苦行?3時間半。
するとかの神様は嘘の様な元気さで、ほーらまーた掛かったあと連呼いつもの○節炸裂、すっかり元の彼に戻っていました舌好調、めでたし、めでたし。その時の神様ほんとに嬉しそうでした、これでジンクス破ったなーだってさ。同行の皆様に置かれましては、ほんとにご苦労さまでした。

楽しき釣行秘話 第2回 雨神様と山の神

民話の里?みちのくであったほんとのコワーイ?お話。

だいたい雨男なんて者は何処にでもいるものですが、当クラブにはそれを超越し神様とまで崇祭られる?に至った者がおりました、彼と行く先々ことごとく雨が憑いてくるのでございます。
皆の心に深く刻み込まれたあのヒストリー、 今も忘れることが出来ません。 来れども来れども雨のたたり、今年もまたやって来ました桧木内川、超大切なVIPをお連れして。日ごろ絶大なる、御理解を賜り迷惑をおかけしているカミさん達に、みちのくの小京都を散策してゆっくり温泉にでも浸かり、日ごろの労をねぎらっていただくはずだったのに....。やっぱり川は増水泥濁り、とても釣りになりません、翌日釣師3名を川に残し、カミさん達は小京都、散策へ僕達は名湯玉川温泉へ向かいました。するとどうでしょう、効果てき面じゃあーリマせんか、前方は明るく日が射し込み、走るほどに益々天気になり、ついには□君が「ほーらみらっしゃい、○サンさえいなけりゃこれだ、ばっちり晴れたっぺ-」。誠にいい湯でした、上機嫌で帰路につく僕達、ババンババンバンバ、あーあビバノンノンビバビバ思わず鼻歌もも出ます。
その時です、あの人からのお呼び出しが...恐る恐るTEL取る□君「オイ、お前達そっち雨降ってるろー、こっちはそーバケツでまける程えらい降りだぞー」ビエー、言わんやスノーシェッドを抜けると目の前は俄かにかき曇り、一転空は真っ暗に変身、ポツリ、ボツボツ、ザアーとたちどころに激しく。
□君「ほーら言わねえーこっちゃねえー、またこれだたたりだ」1時間後雨の中、角館にてカミさん達と合流、ほどなく釣師たちも合流、開口一番カミさん「ねえ聞いてよ、この人のおかげで、ひどい目にあったんだからモー、びしょびしょよ」すると釣師A氏が「何だー○おまえやっぱり角館にいたんか、どおりでおかしいと思ったんだ、朝から雨降んねえし○が居なけりゃこれだと云いながら、釣ってたら急にどしゃ降り、オイまさか○が近くに居るんじゃねえーダローなーって言ってたんだ」ご名答。そしてみんなで、冷えた体を温めに花葉館にて入浴しょうと車から降りた途端、ドンガンガラガラービツシャンと、一閃雷鳴響き渡りあっという間に、バケツを撒けるよな容赦ない洗礼が、とうとう山の神「みーんな、この人が悪いのよ、この人のせいで雨が降るのよ」と強烈な一刺、そして雨神様は、「あんたのせいで雨降るんだから、みんなの傘、買ってらっしゃいなんて言われてそー、どしゃ降りの中傘を求め、びしょびしょになりながら、俺は町をさ迷い歩いたんだ」と可愛ゆくしょんぼり話すのでした。雨神様はしっかり、そつなく仕事?しただけなのに山の神の心には、響きませんでした。許してやってください、彼は憑かれて神様だったんですから、山の神は母なる大地です、人はみな自然に帰り大地に宿る...愛。             つづく

楽しき釣行秘話 第1回

鮎が飛んだ日、ホントにあった愉快な話、今から○年ほど前の出来事、ヨシノボリが入会してきた頃、みんなで三面川に出かけた時の事。

場所は岩沢橋上流と言っても海に近いせいか、かもめも沢山飛んでいて、なかなか賑やかでした メンバー5~6人で並んで竿を立てていた時の事、何を思ったか、かもめが水面にさあーっと舞い降りた瞬間でした、ああこのヤロー俺のおとり返せ、おとり返せと変な声、えーっと目を凝らしてみればそこには、恐るべき珍光景が、事もあろーに、かもめが彼の大切な囮をくわえ、鮎とったどーと嬉しそうに空を羽ばたいているじゃーありませんか、糸が着いたまま、ワアッハハハーと一同思わず、声を漏らしてしまいました、○○○○お前かもめなんか掛けてどーするんだよ~と言ったとさ、以来彼はメンバーの一員 としてスターダムにのし上がって行ったのでした。
次回は、ほんとにあった怖い話、民話の里?秋田より雨神さまをお送りしたいと思います。